疲れやすく集中できない
しっかり休んでいるつもりでも疲れが抜けない、仕事や学校、家事に集中できない、以前より作業に時間がかかるといった相談があります。
「朝から体が重い」「少し動いただけで疲れてしまう」「本や書類の内容が頭に入らない」「仕事や勉強に取りかかるまでに時間がかかる」「ミスが増えた」「人と話すだけで疲れてしまう」「休日も寝て終わってしまう」といった状態が続くことがあります。
疲れ、と一言で表してもそこにある味わいは深く広く、決して単純に理解共有できるものではありません。
難しいのは「疲労」を自覚することです。たとえ親しき人から「疲れているから休んだら?」と言われて「わかった、休むね!」と言える方は少数派ではないでしょうか。
一度当院にご相談する事もご検討ください。
年を取り物忘れやうっかりミスが増えてきた気がする
年齢を重ねる中で、物忘れやうっかりミスが増えたように感じ、不安になって受診を考える方がいます。
「人の名前がすぐに出てこない」「物を置いた場所を忘れる」「予定や約束を勘違いする」「同じことを何度も確認してしまう」「家事や仕事でミスが増えた」「以前より段取りに時間がかかる」「認知症ではないかと心配になる」といった相談があります。
物忘れやうっかりミスの背景には、加齢による変化だけでなく、睡眠不足、ストレスや疲労の蓄積、不安、気分の落ち込み、生活リズムの乱れ、薬の影響、身体の不調など、さまざまな要因が関係していることがあります。
愛する家族が少しずつ、何となく変わっていく様子を見るのはつらいことです。本人も「もしかして・・いや、大丈夫かも」と同時にぼんやりとした不安を感じている事もあります。
人生100年時代に突入したともいわれる現代の長寿国日本にて、どのように生きるかと同時に、どのように老いるか、も同じくらい求められるようになりました。
診察では、いつ頃から気になっているか、どのような場面で困りやすいか、日常生活や仕事への影響、睡眠や食欲の状態、気分の落ち込みや不安、服薬状況、身体疾患の有無などを確認します。
必要に応じて、生活上の工夫、睡眠や休養の整え方、不安への対処法、お薬を使った治療、場合によっては心理検査や専門医療機関への紹介などを相談しながら、無理のない対応を一緒に考えていきます。
不幸な夢や過去の嫌な出来事の夢ばかりみてしまう
眠っている間に、不安になる夢、つらい夢、過去の嫌な出来事に関係する夢を繰り返し見てしまい、朝起きたときから疲れているという相談があります。
「同じような嫌な夢を何度も見る」「夢の内容が現実のように感じられて怖い」「過去のつらい出来事を思い出す夢を見る」「目が覚めたあとも気分が沈んでしまう」「眠るのが怖くなる」「夜中に目が覚めて、その後なかなか眠れない」「日中も夢の内容を思い出してつらくなる」といった状態が続くことがあります。眠る事そのものに抵抗が出てしまい、日中うとうとしてしまい、自分の実力を発揮できません。
いくら夢とわかっていてもやり切れません。過去は変えられない事は十分わかっておりますが、連続した過去の先にいる現在の私に、過去の私は何をもたらすのでしょうか。
このような夢が続く背景には、ストレスや不安、気分の落ち込み、睡眠の質の低下、過去のつらい経験、疲労の蓄積、生活リズムの乱れなど、さまざまな要因が関係していることがあります。
一度受診をご検討ください。
夫婦や家族とのすれ違い
夫婦、親子、きょうだい、同居家族との関係で気持ちが伝わらない、話し合いがうまくいかない、家庭内で疲れてしまうという相談があります。
「何を言ってもわかってもらえない」「相手の言葉に傷つきやすい」「つい強い言い方になってしまう」「家にいても気が休まらない」「家族の機嫌を気にしすぎて疲れる」「育児や介護、家事の負担が偏っている」「家族のことで頭がいっぱいになり、自分の生活に影響が出ている」といった状態が続くことがあります。
家族愛をテーマにしたメディア、多いですね。
家族の問題で根底にあるのは憎しみではなく愛情です。なぜ万能薬であるはずの愛情が機能しないのか、あんなに愛していたのに(そして今も)、これからどうやって家族をやっていけばいいのか、難しいですね。
夫婦や家族とのすれ違いの背景には、ストレスや疲労の蓄積、不安や気分の落ち込み、睡眠不足、発達特性、価値観や生活リズムの違い、育児・介護・仕事との両立の難しさなど、さまざまな要因が関係していることがあります。
初めての診察では、どのような場面でつらさを感じやすいか、いつ頃から続いているか、睡眠や食欲の状態、気分の落ち込みや不安、家庭生活や仕事への影響、ご本人が困っていることなどを確認します。
一度相談に来てみてください。
眠れない
布団に入ってもなかなか寝つけない、夜中に何度も目が覚める、朝早く目が覚めてしまう、眠った感じがしないなど、睡眠に関する相談は少なくありません。
「明日のことを考えると不安で眠れない」「仕事や学校のことが頭から離れない」「疲れているのに眠れない」「夜中に目が覚めて、その後なかなか眠れない」「朝起きても疲れが残っている」「日中の集中力が落ちている」といった相談があります。
不眠はつらいものです。たかが不眠、では決してありません。
慢性的に不眠に苦しんだ哲学者のエミール・シオランが著書の中で何度も「眠れない夜ほど、時間は存在をむき出しにする」と書き残しました。不眠は時間の流れを異様に長く感じさせ、その結果、寝具の上で私たちは今までの自分の生きざま、愚かさ、ふがいなさ、弱さ、そして自分にとって生きる事そのものを問い直す経験として存在するときもあります。
不眠が人生を見直すチャンスである側面は否めませんが、睡眠の質の低下により日中の生活に支障が出てくる場合は専門家の見立てを選択の中に入れてもよいのではないでしょうか。
眠れない背景には、ストレスや不安、気分の落ち込み、生活リズムの乱れ、発達特性、身体の不調、薬やカフェイン・アルコールの影響など、さまざまな要因が関係していることがあります。
診察では、寝つき、途中で目が覚める回数、起床時間、日中の眠気、生活リズム、仕事や学校への影響、不安や気分の状態などを確認します。
必要に応じて、睡眠習慣の見直し、生活上の工夫、環境調整、症状への対処法、お薬を使った治療などを相談しながら、無理のない対応を一緒に考えていきます。
働き方で悩んでいる
仕事の量や内容、人間関係、勤務時間、責任の重さなどが負担になり、今の働き方を続けてよいのか悩むという相談があります。
「仕事に行く前から気持ちが重い」「休みの日も仕事のことが頭から離れない」「職場で気をつかいすぎて疲れてしまう」「以前よりミスが増えた」「頑張りたい気持ちはあるのに体がついてこない」「このまま働き続けられるか不安」「休職や復職について相談したい」といった状態が続くことがあります。
ドラマ、ハケンの品格で、主人公が「生きる事は働くこと」と言い切りました。かっこいいですが、問題なのは「働き方」が「無数にありすぎる」ことです。会社も部署も雇用形態も仕事内容も同僚も上司もボーナスも、考えだしたらきりがありません。
仕事だらけの世の中で、どんな仕事をどうやってすればいいのでしょうか?転職エージェントや退職代行エージェント、目が回りそうです。
当院では、無理に休職をすすめる事はあまりありません。(体調によっては説得する時はあります)
一緒に考えていきましょう。
ネットで調べたら発達障害かもと指摘された
インターネットやSNS、動画、AIチャットなどで調べるうちに、「自分は発達障害かもしれない」と感じたり、周囲から発達特性を指摘されたりして受診を考える方がいます。
「昔から忘れ物や遅刻が多い」「片づけや予定管理が苦手」「人間関係で誤解されやすい」「空気が読めないと言われる」「音やにおい、光などに敏感で疲れやすい」「仕事や学校で同じ失敗を繰り返してしまう」「ネットのチェックリストに当てはまる項目が多くて不安になった」といった相談があります。
発達特性のように見える困りごとの背景には、ADHDや自閉スペクトラム症などの発達特性だけでなく、不安、気分の落ち込み、睡眠不足、ストレス、過労、環境との相性、過去のつらい経験など、さまざまな要因が関係していることがあります。
初めての診察の時にお話しをうかがわせていただき、原因について一緒に整理し、場合によってはお薬の治療やカウンセリング、検査等考えていきます。
嘘ばかりついてしまう
本当のことを言った方がよいとわかっていても、とっさに事実と違うことを言ってしまう、あとから自分でも困ってしまうという相談があります。
「怒られるのが怖くて嘘をついてしまう」「失敗を隠そうとして話を合わせてしまう」「相手によく思われたくて大きく話してしまう」「その場をやり過ごすために事実と違うことを言ってしまう」「あとから辻褄が合わなくなって苦しくなる」「家族や職場、学校で信用を失ってしまった」といった状態が続くことがあります。
おそらく、嘘をついたことのない人間はいないと思います(多分)そして嘘なんかつかなきゃよかったと後悔したことがある方も同数いらっしゃると思います。
嘘をついてまで、隠したかった、ものは、なんでしょうか?
ある程度の嘘は時には仕方ありません。
しかしその為に失うものが多すぎては、これは困ったことになりますね。
嘘をついてしまう背景には、不安の強さ、怒られることへの恐怖、自己肯定感の低さ、過去のつらい経験、衝動性、発達特性、家庭や学校・職場でのストレス、気分の落ち込みなど、さまざまな要因が関係していることがあります。
初めての診察では、どのような場面で事実と違うことを言いやすいか、いつ頃から続いているか、本人がどの程度困っているか、家庭・学校・職場での影響、不安や気分の状態、衝動性や発達特性の有無などを確認します。
治療は、お薬を使った治療、カウンセリングなどを相談しながら決めていきます。
人混みが苦手
電車やバス、ショッピングモール、学校、職場、イベント会場など、人が多い場所に行くと強い疲れや不安を感じることがあります。人が変わったようにイライラしてしまう場合もあります。
「人が多い場所にいると落ち着かない」「周囲の視線が気になる」「逃げられない感じがして苦しくなる」「混雑した場所を避けるようになった」「外出後にぐったり疲れてしまう」「音やにおい、人の動きに敏感で疲れてしまう」「列に並ぶことや長時間その場にとどまることがつらい」「急に動悸や息苦しさを感じることがある」といった相談があります。
人混みが苦手になる背景には、不安の強さ、過去のつらい経験、感覚の過敏さ、発達特性、ストレスや疲労の蓄積など、さまざまな要因が関係していることがあります。
都会で生活をする私たちは「他人の目」を完全に排除することはできません。もちろん「他人の目」をコントロールすることもできません。矢のように四方八方から飛び交う視線を避け続ける事は可能なのでしょうか?だとしたら、どんな方法があるのでしょうか。
診察では、どのような場面で困りやすいか、症状がいつ頃から始まったか、生活や仕事への影響、不安や睡眠の状態などを確認します。
必要に応じて、生活上の工夫、環境調整、症状への対処法、お薬を使った治療、場合によってはカウンセリングなどを相談しながら、無理のない対応を一緒に考えていきます。
ゲーム、SNS、ネット等がやめられない
ゲーム、動画、SNS、インターネット、AIチャットなどの利用時間が長くなり、自分ではやめたいと思っていてもなかなかやめられないという相談があります。
「気づくと何時間も使っている」「夜遅くまで続けてしまい、朝起きられない」「勉強や仕事、家事が後回しになる」「注意されると強く反発してしまう」「使えないとイライラする」「現実の人間関係よりもネット上の関わりに偏っている」「AIとのやりとりが安心で、他のことに取りかかれない」
その結果、親しい人に嘘をついてまで、スマホやゲーム機、PCなどを使ってしまうため、今まで築いてきた信頼関係や、愛情に亀裂が入ってしまうといった状態が続くことがあります。
ネット上ではたくさんの情報がありますが、いったいどの情報をどれくらい信用すればいいのか、現代社会故の新しい課題にどう向き合えばよいのでしょうか。
こうした状態の背景には、ストレスや不安、気分の落ち込み、孤独感、睡眠リズムの乱れ、発達特性、学校や職場での困りごと、家庭内の葛藤など、さまざまな要因が関係していることがあります。
診察では、利用時間や使い方、生活への影響、睡眠や食事の状態、学校や仕事への影響、家族との関係、不安や気分の状態などを確認します。