うつ病とは
うつ病とは、様々な理由から起きる脳の機能障害のことで、精神的および肉体的なストレスが重なるなどして発症すると言われています。症状としては、気分がひどく落ち込み、何事にも興味が持てなくなっていきます。そして何をするにも億劫となり、やがて日常生活にも支障をきたすようになります。
脳の機能が正常でないと、ネガティブな発想に支配されるようになっていき、なんて自分はダメな人間なのだろうと感じるようになります。そして普段であればなんでもないことだったとしても、よりつらく感じるなど、悪循環が起きるようになっていきます。
以下のような症状はうつ病が疑われます
- 悲しく、憂うつな気分や沈んだ気分になる
- 何事にも興味がわかず、楽しくない
- 疲れやすく、元気がない(だるい)
- 気力、意欲、集中力の低下を自覚する(何をするにも億劫と感じる)
- 寝つきが悪くて、朝早く目がさめる
- 食欲がわかない
- 人に会いたくなくなる
- 夕方より朝方の方が気分、体調が悪い
- 心配事が頭から離れず、考えが堂々めぐりする
- 失敗や悲しみ、失望から立ち直れない
- 自分を責め、自分は価値がないと感じる など
治療について
治療としては、休養をとる、薬物療法(必要があれば抗うつ薬を服用し、症状に合わせて抗不安薬や睡眠薬、漢方薬を用います)、精神療法(当院ではモニタリング内にてご提案しております)の3つが中心となっています。